すなわち、この研究では自立性の測定に際して小学生と大学生と同じ質問項目を用いていると思われることです。その結果、大学生の自立性は非常に高くなり、結果的に個室保有群と非保有群の差が隠れてしまったと思われるのです(いわゆる天井効果)。これを確かめるため筆者は大学生を対象にした調査で個室保有群と非保有群に分け、青年の自立性(依存性)を測定するテストを比較してみました。その結果、専用の個室をもたない学生は少数ですが、そうした学生に比べ個室のある学生の方が自立性が高いという結果を得、大学生でも個室の有無による心理的影響が持続していることがわかりました。では子供部屋をもてばよいのか、というと必ずしもそうとは限らないことも明らかです。すべき手続きはしっかり行いましょう。←ここのサイトから不動産のリフォームなどに関する知識を得ましょう。もしそうだとすれば、四畳半と六畳に親子五・六人が生活していた時代の子供は救いようがなくなってしまいますし、現在でも極端に劣悪な住宅事情に置かれている国々の子供はこの点で絶望的な状況にあることになってしまいます。

というのはこの場合も部屋の「存在自体」が問題行動の原因になっているのではなく、問題行動をもった子供が部屋を「不適切に利用」し、結果的に部屋の存在が問題行動を温存することになるということです。

同じく精神科医の市橋秀夫も分裂病患者について、患者が自分の場所Ⅱベースキャンプをもつことで症状が軽減する事例を報告しています。

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One thought on “専用の個室

  1. これはコメントです。
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